ガレット・デ・ロワ、マロンのシフォン ★高校爆弾事件!
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フランスでは1月6日の公現節の日のお祝いに食べるというガレット・デ・ロア
一週間遅れのアップですが、今年も何とか作ることができました。
私が日本に居た頃には聞いたこともなかったと思うのですが、今ではたくさんのパン屋さんやケーキ屋さんで
売っているそうですね。
アメリカ、と言ってもヒューストンでですが、いまだに見たことはありません。

でも、似たような主旨のお菓子、キングケーキという、緑や紫のアイシングで飾られた、
見るからに甘そ~なケーキはこの時期、スーパーでも売っています。
公現節の頃から、テキサスのお隣ルイジアナ州のニューオリンズでのお祭り、
マルディグラまでの間に食べられるケーキだそうです。
この辺りだけの風習で、全米中どこでも売っているというわけではないのかもしれませんね。
パイではなく、ブリオッシュのような生地だそうです。 
中には小さなおもちゃを忍ばせるのが本式、ということも似ています。
スーパーではよく試食もしていて、今までは紫などの色に手が出ませんでしたが、一度挑戦してみようかな?


私のガレット・デ・ロアですが、今年は多田千賀子さんの「おやつ新報」のレシピで作ってみました。
本の写真は横からだけで、上の模様はよくわからなかったので、画像検索してみつけた、こんな花?葉っぱ?模様に。
焼く前は、「あら、結構よい感じに描けたかも~」などと思っていたのですが、焼き上がりはこの通り、
部分的に線の部分がぱっくり開きすぎてしまいました。
おまけに、カラメライズさせるための粉砂糖が、少し溶けきれずに残ってしまっているし...

ナイフを持つと、ついバゲットのクープを入れる要領で、つい深く切り過ぎてしまったようです。
バゲットだって、たま~にしか焼かないのに、だめですね~
模様なのですから、浅くてよいことを、来年こそ忘れないように!







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去年はフープロで混ぜる簡易折込パイでしたが、今年はバターシートも作って6回も折り込む、
本格的折込パイ、パート・フィユタージュに初めて挑戦してみましたが、難しいものですね~
生地がかなり固めで伸びにくかったので、少し無理してのばしているうちに、バターはみ出た部分がありました。
クロワッサンの時には、気温が高かったから~と言い訳できたのですが、今はちょうどよい気候ですからね...

それでも、ちゃんと膨らんでパイらしくはなってくれました。 時間をかけて作った甲斐はあったようです。
直径20cmと大きさもありますが、本にあるように、焼きたてのおいしさは格別!
一人で四分の一ずつ、サクサク食べてしまいました。








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今年もフェーヴ代わりに使ったのはミニチュアの食器。
青と緑で描かれた模様が特徴のグラナダ焼きを真似たおもちゃ。
十数年前になりますが、スペイン旅行の思い出の一つです。

実は失敗はもう一つ。
焼いている途中に、中のアーモンドクリームが一箇所からにょろにょろ~と漏れ出してしまいました。
回りをしっかりと抑えたつもりだったのですが、きっちりと出来ていなかったのですね。
途中で焼き固まったので、出てしまったのは三分の一よりは少ないと思うのですが、
やはり少し痩せっぽちなガレットになってしまいましたね。

いつもとは少し違った傾向のお菓子にタコも喜びましたし、パイ生地は一度にたくさん作って冷凍してあります。
作るのに時間もかかりましたからね~
他のパイ菓子を作って楽しみたいと思います。







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ミルクココアのシフォンケーキ
去年に引き続き、津田陽子さんのバターを使ったシフォンはお気に入り。今年もさっそく焼いています。
が、こちらは去年に焼いた分。 学校の冬休み中はベイキングの時間も限られ、焼きあがったのは夜になってしまいました。
照明が暗いので写りもぼんやり~








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夜と朝もパン代わりに食べてしまったので、20cmのシフォンでも、明るくなって残ったのはこの一切れ。
津田さんのシフォンはメレンゲを作る最後に、低速できめを整えたりはしないので、
ばらばらな大きさのと気泡が見えることが多いのですが、濃い目の色だと余計に目立ちますね。

それにしてもいつもよりボコボコしています。
ココアパウダーが入るとメレンゲの泡を潰してしまいがちなので、つい混ぜるのを控えめにしてしまったせいもあるでしょう。
でもこのレシピはココアを粉と一緒にふるうのではなく、牛乳に溶かしてしまうのでした。
ココアの風味は感じますが、とてもミルキーでまろやかな味わい、やはりチョコシフォンというよりはミルクココアの味ですね。
苦味に弱い私には好みの味でした。
もちろん、ふんわりしっとりの食感はいつものおいしさ♪








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先週の月曜日、6日は学校の冬休み最後の日でもありました。
補習校のお友達のお宅で遊ばせていただいたので、御礼に持参した物。
中学生男子には、やはり肉でしょう~揚げ物でしょう~(簡単にできるし~)ということで、
鶏のから揚げと揚げ肉団子の甘酢あん。
急いでいたので、お団子はスプーンで直接ぼとぼとと、揚げているお鍋の中へ...
結果、全く丸くなっていません~不恰好でお恥ずかしい!

そしてママ達団欒のお茶のお供には、栗の渋皮煮を使ったシフォンケーキ。
写ってはいませんが食欲旺盛男子のお腹が満たなかった場合に備えて、生クリーム食パンも。







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マロンのシフォンケーキ
栗の渋皮煮はごろごろと入れたいところですが、そこはシフォンなので、それでは膨らみません。
でも、少し潰しすぎてしまったかな?
おいしいのはもちろんですが、もう少し栗の存在感が欲しいところです。

食べていただいたみなさんにも、最初の一口では何が入っているのかわからなかったようです。
食べ進むうちに、「栗じゃない? ラム酒もきいておいしい~」と喜んでいただけました。
津田さんのシフォンはベーキングパウダーも使っているので、もう少し大き目の具でも底に沈まないで支えてくれるかもしれません。
風味はとてもよかったので、次回は栗をあらみじん切りくらいにしてみようかな~




☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

とここまで書いたのは昨日の朝、そこでタコの通う高校からのメールにどっきり!
「安全確保のため、全員外に避難しています。専門家が事態を調査中。保護者は学校に迎えに来ないように。」
メールに気が付くのが少し遅かったようで、送信時刻を見ると、一時間前。
すぐに次のメールも届きました。
「爆発物らしきものが建物内で発見されました。生徒はフットボール場に隔離され、安全は確保されています。」

これは一大事~とテレビをつけると、ヒューストンローカルのニュースでちょうど映っていました。
ヘリコプターからのフットボール場の様子。
3800人もいますからね、人でいっぱいです。 でもヘリに向って手を振る姿も多く、みんな自由に座って話をしていたり、
歩き回ったり、それほど緊張感は漂っていませんでした。
日本だったら、こんな時、きちんと整列させられているのでしょうね。

お昼過ぎに、「容疑者の身柄を拘束」のメールも来て、あら、爆弾は本物? 犯人は生徒?と概要もわかってきました。
タコの携帯にかけても、呼び出し音だけで繋がりません。
授業中は使用禁止なので、いつもバックパックに入れたままになっているのでしょう。

「1時半に生徒は解放。高校は入れないので、隣の中学校に迎えに来てください。車や自転車は取りに戻れません。」
タコは自転車通学なので、迎えに行かなくては~でも周辺は大混雑しているでしょうね、会えるかな~
と思っていると電話がなりました。
「歩いて帰るから、途中で拾って。」お友達から携帯を借りて電話してきたタコでした。

無事にタコを拾って、ついでにどんな感じなのか高校の前を通って帰ると、パトカーにテレビ局の車がたくさん並んでいました。
でも、23度と暖かい午後、手ぶらでのんびり歩く子供たちはみな笑顔。
突然の事件にショックを受けているというより、一日勉強から解放されて楽しい~と一見はそう見えました。

何でも、朝には避難訓練があって、その後ランチタイム(生徒が多いので時間をずらして順番に取るのです。タコは10時半ごろ。)
の最中にまたベルが鳴り、間違い?と最初は思ったそうですが、ランチもバックパックもそのままにして、
外に出なければならなかったとのこと。
「4時間近くも外で待たされて、疲れた~」と昼寝をしてしまいました。 宿題もしなくていいし、気楽なものです。

夜には容疑者の写真と名前もニュースで流れ、発見されたのは結局爆弾ではなく、zip gunという、
一見銃に見えない銃と車のトランクには違う武器もあったそうで、やはり本物だと思うと、
大きな事件に発展する可能性もあったのですから、本当に怖いです。
容疑者を知る生徒の話では「よい人だけど、もの作り、特に武器をつくることに興味があることは知っていたし、
こういう事件が起こるとしたら、彼が...という気はしていた。」と、明らかに予兆はあったということです。
それなら回りの人や学校は彼の行動を防ぐ手段があったのでは~と簡単に言うことはできません。
動機など詳細はまだ不明です。
危険と隣り合わせに暮らしていることを、これまで以上に実感する出来事でした。


今日は学校も通常授業、ちょっと期待外れのタコにも応援~☆
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by Wingco | 2014-01-15 01:47 | お菓子 | Trackback | Comments(6)
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Commented by sunnnari at 2014-01-15 14:56
こんにちは~
きゃ~スゴイ!ものすごく凝っているような見事なお菓子ですね~!
こんな手間のかかるのをこんなにお上手に作れるwingさんは
素敵過ぎます♥
生地はパイの様に見えますがブリォッシュですか・・さくっとした感じ
なのかなぁ?ミニチュア可愛い~!楽しくて笑ってしまうわ・・(^^♪
シフォンもものすご~く膨らんでいますね(^^♪ ふわふわで
美味しそ~。

それに・・爆弾事件!怖かったですね・・。
ホントに御無事で良かったです。
昨今は、何が起こるかが分からない世の中ですもの・・。
Commented by garjun2 at 2014-01-15 16:59
Wing さん、こんばんは。

見事なガレット・デ・ロワですね。
模様も繊細できれい。どうしたらこんなにプロみたいにできるのかしら。
こんがり焼き色もおいしそうです。
今年もフェーヴは、あのかわいい食器棚から?
でも、これはスペイン製なのですね。
マルディグラのキングケーキ、写真では見たことがありますが、
色がすごすぎて「まずそう」でした。わたしはだめかも・・・。
あの色さえなければアイシングのかかったブリオシュ、
食べられそうなのに・・・。
差し入れの唐揚げや、肉団子も、シフォンケーキもおいしそうで
思わずごっくん、です。

ところで高校の爆弾騒ぎ、怖かったですね。心配された事でしょう。
生徒たちがパニックにならず、のんびり振る舞っていたのが
驚きですが、きっと内心は緊張していたんでしょうね。
みんな無事で何よりでした。
じん
Commented by ぽて at 2014-01-17 15:42 x
こんにちは♪
ガレット・デ・ロワ、可愛い模様~~~。
膨らみ方が絶対美味しいですね(*^^)v
お馬さんも多分私と同じ気持ちで見ているような気がします^^
お礼に持参されたもの、頂かれた方はラッキーですね。
こんなに美味しそうなものがお礼だなんて☆
Wingさんの人柄が分かります。

息子さんの学校、大変でしたね。
聞かれたときはほんとにビックリされたと思います。
身近でこんな事が起こるんですね。
ほんとに無事で良かったです。
Commented by Wingco at 2014-01-18 16:04
★sunnnariさん、
こんにちは♪
織り込みパイは、手間と折り込むたびに冷蔵庫でしばらく休ませるので、
確かにじかんがかかりますね~
まだまだ納得できない出来上がりなので、また作ってみたいのですけど、
早くしないとこちらは暖かくなるのも早いですからね。
ミニチュアのものっていくつになっても惹かれますよね。
フェーヴを集める方がいらっしゃるのもわかります。
アメリカでは買えないのが残念~
高校に銃を持ち込むって、日本だったら全国的なニュースになりそうですが、
当日はフロリダの映画館で発砲事件とか、翌日には中学校でも...
毎日のように怖~いニュースを見ます。
Commented by Wingco at 2014-01-18 16:14
★じんさん、
こんにちは♪
模様、焼く前はもっときっちり描けたように見えて、やった~!と思ったのですが、
膨らんでしまうと随分変わりますね。
焼く前に写真を撮っておけばよかったです。
去年の食器棚、実は全部の食器は接着剤で固定されているので、
フェーヴ代わりにするにははがさなくてはならないのです。
グラナダ焼きもどきはばらばらなのでお手軽~ただし陶器ではないので
溶けるのでは~と心配でした。
キングケーキ、やはり手が出ませんよね。
ブリオッシュと聞いて、もしかして美味しいのかも~と思っているのですが...
高校の事件はまだ一週間もたっていないのに、何事もなかったかのように
普通な雰囲気だそうですよ。
でもほんとに一歩間違えば...と思うと怖すぎるので、忘れるようにしていますが。
Commented by Wingco at 2014-01-18 16:21
★ぽてさん、
こんにちは♪
本の写真ではよく模様がわかりませんでたよね?
よ~く見ると、市松模様かな~とも思いましたが。
それにもっともっと周りがわーっと膨らんでいましたよね。
パイ生地作りは初めてだったので、まだまだ修行が必要のようです。
お馬さん、オーナメントなのですが、素朴でかわいくて、しまえませんでした(笑)
日本でも物騒なニュースが増えたように思えますが、
アメリカは比べ物になりませんね。
お騒がせしてしまってごめんなさい。御心配ありがとうございます♪
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