タルト・フランベ ~小嶋ルミさんの”おやつなお菓子”
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いちごのオールドファッション・ショートケーキ

日本では甲子園の高校野球も始まって、夏休みの真っ只中のことでしょうね。

こちらでも、まだまだ現地校はお休みですが、補習校の夏休みは7月の一ヶ月のみで、
8月1日より授業が始まっていますし、それよりも、タコはハイスクールでマーチングバンドの練習が30日スタート。
朝8時から5時半まで、月ー金の毎日。 

炎天下の中、午前中はずっと、コンクリートの上でのマーチングの練習。
一週間にして、真っ黒に日焼けして、筋肉痛に苦しんでいます。
トラックを何週も走らされたり、結構運動部並みに過酷な練習らしいのですよ。


タコの短い夏休みの間に作ったおやつ。
久しぶりに、小嶋ルミさんのこちらの本から↓

オーブン・ミトンのおやつなお菓子―ホットケーキ、蒸しケーキ、マフィン…の感動!レシピ (MARBLE BOOKS―daily made)

小嶋 ルミ / マーブルトロン




アメリカでもショートケーキが売っているのを見たことがありますが、本当に、こんな感じで驚いたことがあります。
ふわふわなスポンジ生地ではなくて、スコーンのようですよね。

”ショート”という単語には、「さくさくとした」という意味もあります。
ショートニングも、この意味から来ているようです。
パウンドのような柔らかいケーキに対して、さっくりとしたケーキということでしょうか...









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材料も作り方も、スコーンに似ています。
おやつの本のせいか、お手軽に作れるようにとフープロ使用。
本当にあっという間に作れます。

それなのに、美味しさは最高!
外はさっくり、でも中は外見からは想像つかないほどしっとり、ふんわり、柔らかなのです。
ケーキというのもなるほどです。
焼きたての温かいうちに、待ちきれずに一つ食べてしまいましたが、
ほわっほわで蒸しパンのような印象でした。

生クリームをたくさん使っているからでしょうか、
バターも強すぎず、甘さもちょうどよい、上品な味わいです。
スコーン同様、生地をこねすぎない、いじりすぎないのがコツですね♪










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タルト・フランベ・クラシック

こちらもフープロ使用です。
アパレイユや乗せる具によって、お菓子にも軽食にもなりますが、
今回はランチ用に、炒め玉ねぎとベーコンの具の”クラシック”を作りました。









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天板に生地を薄く広げて、ピザのように作ります。









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でも発酵のいらない、ベーキングパウダーで膨らむクイックブレッド。
薄くて回りはかりっと、中はさくっと、ルミさんはクラッカーのような生地とおっしゃっていますが、
パイのような食感にも思えます。

フロマージュブランを牛乳で延ばしたアパレイユも、とろりとクリーミィーで具にも良く合います。
普通のピザのように、いろいろな具を乗せても美味しそう。

こちらもコツは、生地を混ぜすぎないこと。
サクサクの食感になるためですね。
できた生地を冷蔵庫で1時間以上休ませる必要はありますが、
逆に言えば、生地を冷蔵庫で何日かは保存できますし、発酵いらずのお洒落なピザといった感覚で、
手軽に楽しめるのがいいですね♪










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オールドファッション・ドーナッツ

ゆるめな配合の生地が、中をふっくら揚げるためのポイント、だそうです。
ゆるい生地なので、冷蔵庫で寝かせてからでないと、形にするのが難しいのですが、
こちらもやはり逆に言うと、生地を作っておけば冷蔵庫で保存できるので、
いつでも揚げたてのおいしいドーナッツが食べられるわけです。

揚げたては、外はかりっと、中はキメ細やかでふんわりと。
さすがはルミさん、ドーナッツでもおいしい生地です。
それでも時間が経つと固くなってしまうので、食べる分だけを揚げるのがいいですね。

はちみつもたっぷり使っているので、焦げやすいことには気をつけなくては。
粉砂糖、きなこ(つけながら食べます)、シナモンシュガー、と変えてみましたが、
やはりうちではシナモンシュガーが一番人気です。

タコは本当は、イーストを使ったふわふわドーナツの方が好みなのですが、
こういう昔ながらのドーナツは、母も作ってくれましたし(もっと素朴でしたが)、子供の頃の記憶をよみがえらせます。
タコも将来、私の作ったお菓子を懐かしく思い出すことがあるのでしょうか...?









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フレンチクルーラー

粉が30g、と少ないので2倍量で作ったのですが、出来たのは全部でこれだけ。
あっと言う間に二人で食べきってしまいました。
ミスドのフレンチクルーラーが大好きなダダに残す余裕もなく...ごめんなさい!









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フレンチクルーラーの生地は、シュー生地と似ています。

揚げるので失敗無く膨らむ、ということですが、結構揚げ具合が難しい。
油の温度が高いと、すぐに焦げてしまいますし、
低いとふくらみが悪くて、油っぽくなってしまいます。

星型の絞り口で、チュロスのように長くしたいと思ったのですが、
くるくる回ってしまって、チュロスのようにはなりませんでした。
小さいほうが、からっと揚がるようですね。








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砂糖は少々しか使っていないので、全く甘みは感じません。
粉砂糖とメープルシロップで頂くのがとても美味しい!

ふんわりとやわらかい生地で、幾らでも食べられそうです。
本をよく読むと、寝かせてから揚げる方がよくふくらむそうです。
次は4倍量で作りましょう♪


小嶋ルミさんと言えば、NHKの番組、「リアル”まれ”の女神たち」、に出演されていました。
ルミさん以外の三人の女性パティシエは初めて見る方々でしたが、みなさん、それぞれに目指すお菓子も違えば、
バックグラウンドも違い、とても興味深い番組でした。

共通点は、見習いさんなどスタッフのほとんどが女性でいらしゃることです。
女性パティシエの草分け、として紹介されていたルミさんの、
「女性であることだけで、弟子入りを断わられていたので、同じような思いをさせたくない。」
というお言葉、優しくも力強い思いを感じました。

そして、はっとさせられたのは、
「デコレーションのことは全く気にしていません。すみませんって感じで。
素材と味で勝負したい。せっかく生地がおいしいのに、そちらにばかり気がいってしまうのはもったいない。
余計なものは乗せたくないのですよ。」
というような、なるほど、ルミさんのお菓子の愛好者には納得のお言葉です。
市販のナパージュも、保存をよくするためのカスタードパウダーも、味を悪くするものはお嫌いだそうです。

もともと自分が食べたいがために始めたお菓子作り。
見た目の良さよりも、美味しさを求めていましたし、ブログも作ったお菓子を披露したいからではなく、
食べれば消えてしまうお菓子の記録、失敗したことを反省してこれからに活かそう~と思ってのことです。

でも、他のブログでお店のように美しく飾られたケーキや、今流行のお菓子を見ると、
”いつも同じような焼きっぱなしの、見た目地味なお菓子ばかり載せても、おもしろくないかな~”
などと思うこともたびたびです。

番組を見て、ルミさんのように、自分の目指すお菓子をしっかりお持ちになって、ぶれない姿勢に勇気づけられました!

私にとってのお菓子作りは趣味の一つではありますが、人生の目的ではありませんし、プロを目指す訳でもありません。
これからも家族とお友達、そして私自身のために、素材と美味しさはこだわった”おやつなお菓子”を、
肩の力を抜いて、作り続けることができれば...と思っています。
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by Wingco | 2015-08-10 23:59 | お菓子 | Trackback | Comments(8)
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Commented at 2015-08-13 07:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Wingco at 2015-08-13 11:34
★鍵コメさん、
こんにちは♪
わっ、嬉しすぎます~! 
ありがとうございます!
Commented by そうぼりん at 2015-08-13 15:12 x
Wingさん、こんにちは。
どれもこれも美味しそうですね~♪
フレンチクルーラー、私もミスドの好きです。でも、ミスドのとは生地の感じが違いますね~。
断面見ると蜂の巣みたいでしばし見入ってしまいました(笑)
写真見ながらかぶりつきたい衝動に駆られて大変です!
出来立てほわほわのを食べるには作るしかないですもんね~。あ~美味しそう♪

「素材と美味しさはこだわった”おやつなお菓子”を、
肩の力を抜いて、作り続けることができれば」
↑私もそう思います。
それが食べて下さった方々の幸せな時間につながると良いですよね!
Commented by Wingco at 2015-08-13 22:15
★そうぼりんさん、
こんにちは♪
ルミさんのレシピは簡単なおやつでもどこか普通のとは一味違う美味しさなのですよ。
フレンチクルーラーはクリスピークリームなど、アメリカのドーナッツ屋さんにも売っていますが、
ミスドの方が美味しかった気がします。懐かしい味だからでしょうか。
そして、ミスドのとは違いますが、揚げたての美味しさは格別ですよね~
幾つでも食べてしまいそう...危険すぎます!

アメリカは日本よりも食品の安全に対する基準が甘いような気がします。
買うほうが気をつけないと危ないものがいろいろと...
一週間経ってもカビのはえないパンとか、舌が真っ青に染まるクリームのケーキ。
美味しくないのはもちろん口に入れたくないお菓子やパンが多すぎて、
これは自分で作るしかないかな~とベイキングを始めました。
せっかく食べていただくのですから、美味しくて、健康にもよい物を作りたいですし、
作り手にはその責任もありますよね。
Commented by kokoronotaiyou at 2015-08-15 16:05
こんにちは。
ご無沙汰しています。
こちらも暑いですが、立秋を過ぎてからずいぶんと朝晩が涼しくなりました。
wingさんのおやつなお菓子、私も目指しています❗
私の場合はデコレーションが下手なのもあり、焼きっぱなしが多いのですが、おやつにちょっとつまむなら、焼きっぱなしだったり、つまみやすいものだったりすると思うんです。
最近忙がしくってなかなかおやつ作りもできませんが、肩に力をいれず、日常のなかで出きる範囲でおかし作りを楽しめたらいいなと思います❗
Commented by Wingco at 2015-08-27 04:29
★おかゆさん、
こんにちは♪
こちらこそご無沙汰しております。
お返事が遅くなってごめんなさい! 
そちらはもう涼しくなって来ましたか。こちらはまだまだ暑い日が続いていますよ。
これから秋の収穫に向けて、ますます御忙しくなることでしょうね。
御疲れの時には、甘い物が欲しくなりますよね。
そういう時には、手軽に作れて日持ちもする焼き菓子がぴったり!
パンや和菓子もいいですね~ 今とってもおはぎが食べたいです(笑)
見た目よりも味、そして健康にもよいおやつ作り、これからも作り続けましょうね♪
Commented by cookie2015 at 2015-08-29 12:12
こんにちは♪
見た目はスコーンのようで焼き立ては蒸しパンのような
柔らかさだなんて!苺&生クリームも美味しそうです^^

ドーナツの柔らかな生地って本当に扱いづらくて
私ならリング型は断念し、見た目の悪いものになって
しまうのですが・・・流石です。
なんでも綺麗に仕上げられてます。

図書館で稲田多佳子さんの
ほんとうにおいしく作れる チーズケーキとロールケーキのレシピを
見ると、私にとっては稲田さんの世界でなくて、Wingcoさんの世界
が広がってる気がして嬉しく見ました^^

一つ一つどれもWingcoさんのブログで拝見してて
本の通りに忠実に出来上がってるのですから♪


Commented by Wingco at 2015-09-18 08:41
★cookieさん、
こんにちは♪
お返事がすっかり遅くなってごめんなさい! イベントが重なってブログに向きあう余裕がありませんでした。
見た感じ、スコーンのようですよね?
うちの家族はスコーンをあまり好まないのですが、これはもさもさしないからか好評でした。
中はしっとりとして、美味しいのですよ。

ドーナツは本当に柔らかい生地で、私もどうしようもない感じでした、
型抜きだからできたのですよ。
ちょっと焦げすぎかな~と反省しています。
蜂蜜が入っていると焦げやすいですよね。
でも温度が低いとからっといかないし、結構揚げ物って難しい~

多佳子さんのそちらの本、まだ見たことがないかもしれません。
とってもたくさん本を出していらっしゃいますよね~
多佳子さんのお菓子は肩の力を抜いて作れるところ、
おもしろい素材の組み合わせが楽しくて好きです♪
とても本物には近づけませんが、cookieさんのお言葉、とっても嬉しいです。
背中を押していただいているよう...これからは気合を入れて更新しますので、
どうぞよろしくお願い致しますね!
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