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シナモンロール &アカデミー賞2008
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しばらくヨーグルト酵母のパンばかり焼いてきましたが、2本あった元種の1本に減らしてペースダウン、
その代わりに久しぶりにホシノ丹沢種を起こしました。
ホシノと言えば、上田まり子さんの「ホシノ天然酵母のホームベーカリーパンレシピ」。
今日のパンは全てこの本のレシピで作りました。

なので全てホームベーカリーを使って少なくてもパン生地作りまでは行っています。
と言っても材料をセットしてスタートスイッチをポン、あとは焼き上がりまで待つだけ(といってもホシノだと7時間かかりますが)、
という単純なパンばかりではなく、成形パンなどいろいろなアレンジが載っているところもこの本の楽しいところ。
以前にもマーブルブレッドを作りましたが、このシナモンロールはもっとユニーク!

アイシングは苦手なのでなくてもいいかな~と思ったのですが、ラム酒入りというので香りもよさそう~
それに見た目のためにも控えめに...





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でも、アイシングをかける前の姿がなかなか笑えます。
上から見るとブタさんの鼻。
横から見ると怒ったカエル?

そして断面は...





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「ムンクの叫び」ブタさんバージョン...でしょうか?

HBで焼くといっても、一次発酵が終わった生地を成形して渦巻きを作ってパンケースに戻すわけですから、
手間はオーブンで焼くのとそれほど変わりません。
わざわざHBで焼かなくてもね~という気がしないでもありませんが、
食パンの形だと中のふわふわな部分が多いのはうちの好みに合っています。
甘さも控えめなので、普通の食パンと同じ感覚で食べられますし、
何しろこの断面、タコにも大受け! パン作りの嬉しい瞬間ですね。





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この黒い粒々、レーズンとは違いますよね。
ミニパウンド型で可愛く作った黒豆ミニ食パン
前回の黒豆ガトーショコラの黒豆もいい感じでしたが、こちらの方が黒豆の存在感が食べても大きい~
お豆の入ったパンって好きです。
なくなってしまうと寂しい黒豆。ベイキングのためにまた煮てみたいとも思っていますが、
きっと思うだけで終わってしまいそうです(いつものこと)。





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牛乳を使っているせいか、アメリカの粉でも真っ白!
ホシノ特有のふんわり感ときめの細かさも、久しぶりに味わいました。





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わっ、これはまた変テコな外見!
ココア生地にホワイトチョコチップを混ぜたハートのチョコパン
バレンタインにぴったり!と作ったのに、真ん中に線が入ったり、ひどいのはぱっくり割れてしまってひび割れハート(笑)
これではもらっても仲が悪くなりそうですよね。
タコは単純に「ハート、おもしろい~」と喜んでいましたし、見た目は光ってごつごつしていそうですけど、
中はふんわり柔らかくて、ココアにホワイトチョコの甘さがよく合っておいしいパンだったのですけどね。

ハートの成形は、子供のお弁当のおかずでよくあるハートの玉子焼きと同じ方法。
つまり楕円形に伸ばした生地を真ん中で斜めに切って、一方を裏返してくっつけてハートにするのです。
なので真ん中にはどうしても線が残ってしまう。
特に、HBでの一次発酵は温度が高いのか、ホワイトチョコがかなり溶けてしまって、生地がべたべた~
なかなかくっつきませんでした。
何とかできたと思ったのに、二次、焼きが進むうちにまた開いてきてしまう...
これなら手でハートの形を作った方がいいのでは~とも思いますが、
クッキーなどと違って想像とは違った膨らみ方をすることもありますから、結構難しいのかもしれませんね。






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トマトのフォカッチャ
フォカッチャと言えば指で穴を開けますが、そこにミニトマトを入れてしまおう~という発想が楽しい。
パン生地にトマトが染み込んだところがまたおいしいのと、ふりかけた荒塩が効いてます。
ただ、フォカッチャということで、キングアーサーで頼んだイタリアンスタイルの粉を使ったところ、
これが色も灰色っぽく、ざっくりとした素朴すぎる味わい、いまひとつでした。
以前買ったフレンチスタイル・フラワーも同じように素朴な粉で、日本のリスドォルのようなフランスパン用粉とは大違い!
アメリカでもどこかに、フランスパン用のおいしい粉って売ってないものでしょうか...(切実)





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こちらも見た目は灰色の生地でぱっとしませんが、これは好みでした。キャラウェイ・ライ
粉の2割ほどがライ麦粉なので、こんな色ですが、グルテンの出ないライ麦粉にしてはとってもふわふわと柔らかい!
バターが入っていないのに、こんなにふわふわになるなんてびっくり!
どっしりとしているのがライ麦粉を使ったパンのイメージですが、これは違いますね。ホシノ酵母のおかげでしょうか...

断面にちょっと大きな穴が...失敗だなんてそんな~気にしないでくださいね(笑)
見えてはいませんが、清涼感のあるキャラウェイシードのプチプチもまたよいアクセントになっています。
外側をがっしりと焼きたかったので、HBではなくオーブンで焼きました。
上はよい焦げ色がついてくれましたが、型に覆われている部分はもう少しかな?
4段あるラックの一番下に置いても、温度高めにしてもこんな感じです。
アメリカのオーブン、電気でとても中が広いからでしょうか...

ふわふわなパンなら文句は言わないうちの家族、このキャラウェイ・ライでお弁当のサンドイッチにしても大丈夫。
私も全粒粉のパンよりライ麦粉の風味の方が好みです。
白いパンより体にもいいし、できれば20%の割合をもう少し増やしたいのですけどね。
どっしりなパンになったら嫌がられそうなので、迷うところです。






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釜伸びの勢いがすごかったので、そこを強調しようと撮ったのですが、
何だかまぶしいパンになってしまいました(笑)
HBでのおまかせパンだと、やはりクラストの焼きが甘くなりますね。
そこはそれで耳まで柔らかく食べられてうちには合っているのですけど...

デイリー食パンは、バターなし、粉、元種、水、少しの砂糖と塩だけのとてもシンプルなパンです。
いわばフランスパンの材料で焼いた食パン...かな?
なので見た目よりバリッと堅め厚めのクラストなのです。
中はふんわりなのに皮が堅いので、当日スライスするのが難しいほど。

実はこのデイリー食パンを焼くのは二回目。
最初はいつものキングアーサーのブレッドフラワーを使ったのですが、膨らみもこんなになく、クラムもしっかりめ。
やはり食パンには少しでも油脂が入らないと食感よくないのかな~と思っていたのですが、
粉の味がダイレクトに表れるなら~と奮発して日本の粉、キタノカオリを使ったところ、あまりにも違ったので驚きました。





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オリーブの模様とラスティックな雰囲気が写るかな~とお皿ばかり気にしていたら、肝心のパンが少しだけになってしまいました。
キタノカオリは日本の粉にしては真っ白ではなく、優しいクリーム色をしています。
あら、お皿が水色だからでしょうか、あまりクリーム色には見えませんでしたね。
バターが入っていないためか、ぽつぽつっとした気泡ができて、少しきめが粗そうにも見えますが、
そこがまたふわふわしすぎないおいしさ。
何と言って表せばいいのか...とにかくおいしい~!! 香りも味も違うのです。

いつでもいろいろな種類の粉が手に入る(って危ない表現...考えすぎ)日本のみなさん、それって贅沢なことなのですよ~!!



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


去年は何故かパスしてしまったアカデミー賞の感想ですが、おととしのを読むと、
かなりの部分忘れてしまっているので、今年も後でのお楽しみにちらっと書いておきますね。
と言っても、去年も全然映画を見に行ってません。日本への飛行機の中で観た程度。
それほどの話題作ってなかったような気もします。
主演女優賞を取ったケイト・ウィンスレットのスピーチを見ながら思ったのですが、
「タイタニック」のような良くも悪くも誰もが見に行きたくなる超話題作ってここしばらく出ていないような...
今回の候補作の中で観たのはアニメのカンフー・パンダだけだったのには唖然~

不景気の中、演出も地味めでしたが、逆に落ち着いた雰囲気でよかったですね。
男女の個人賞の候補者を紹介するのが、過去に賞を取ったことがあるいわば先輩たちで、
さすがのスピーチ、感動して目に涙を浮かべている候補者も多かった。
ショーン・ペンはロバート・デ・ニーロからの言葉に顔が真っ赤~! 
賞をとって名前が呼ばれた時より緊張しているように見えました。
アンソニー・ホプキンスからメッセージを送られて涙目なのはブラッド・ピット。
この人、結構涙もろいようですね。今は亡きヒース・レジャーの家族のスピーチの時とか何度も泣きそうになってました。
「天地人の妻夫木か~」なんて...(笑)
ブラピ&アンジー夫妻ですが、プレゼンターとして元妻ジェニファー・アニストンが登場した時に、
まさかカメラを彼らにふらないわよね~なんて思ったのですが、とんでもない!
しっかりにこやかにジェニファーを見つめる姿が二回も写って...視聴者の見たいところに答える...アメリカらしい~?

15回目のノミネート、メリル・ストリープを感激させる女優さんなんているのかな~?と思ってると、
登場したのはソフィア・ローレン! 
姿を見るなり「ひまわり」のテーマ音楽が、頭の中で流れて来ました。
腰に手を当てたまま、すごい貫禄のスピーチ。こわくてこちらも涙目になりそう...
大好きなニコール・キッドマンも登場。あの肌の白さと透明感、一度でいいから実物を見てみたいものです。
でも早口でさらっと終わってしまったお話に、アンジーは感動する暇もなかったようですね(笑)

お亡くなりになった映画人リストにヒース・レジャーが入っていなかったのですが、
彼が亡くなったのは一昨年のことだったのでしょうか?
知っていたのはチャールストン・ヘストン、シドニー・ポラック、アイザック・ヘイズくらいでしたが、
最後のポール・ニューマンは別格の扱い。時間もとっても長い。
私にとっては子供の頃、最初に好きになった俳優がロバート・レッドフォードで、
「明日に向かって撃て」や「スティング」などでのその良き相方、
ハスラー2ではクラプトン様が主題歌~とか、
アメリカに来てからはドレッシングやパスタソース(結構おいしい)でのイラストの似顔絵の印象が強いのです。
彼の食品会社Newman's Ownブランドの食品はどこのスーパーにでも置いてありますからね。
日本人では唯一、市川昆監督が紹介されていましたが、スクリーンに映ったアップの顔、
三国連太郎に見えたのですが...間違い?それとも気のせい?

作品賞他たくさんの賞を取った「スラムドッグ・ミリオネア」のことも全く知らなくて、インド映画がとるなんてすごい~
日本でも何年か前に「踊るマハラジャ」とかインド映画のブームがあって、
音楽賞のパフォーマンスを見るとそのパワーに圧倒され、似ているのかな~と思いましたが、
内容はもっとシリアスな青春映画なのかな?
舞台はインドだけど、イギリスの作品だったのですね。あまり好みの雰囲気ではなさそう...
やはり観たいのはケイトの作品でしょうか。日本でも話題になった本「朗読者」の映画化ですしね。
そしてこの世のものとは思えぬ演技という、ヒース・レジャーのジョーカーも。
ヒース・レジャーというと、これもアカデミー作品賞候補にもなった「ブロークバック・マウンテン」での
繊細そうな表情を思い出します。
なかなか辛い悲しいお話でしたが、前半の舞台ワイオミングの自然(本当はカナダ)がコロラドとはまた違った美しさで、
その中で幸せだった青春の一コマが本当に輝いて見えました。

男同士の絆といえば、ショーン・ペンのスピーチの最後、
「ミッキー・ロークが再び起き上がってくれて嬉しい~my brother!」と締めくくっていて、
そんなに仲がよかったとは知りませんでした。
思えばショーン・ペンもマドンナと結婚した頃には悪がきっぽいイメージがありましたから、似たもの同士でしょうか。
いまや演技派としてスピーチも政治の話にまで及んで立派なものでしたが、
一方の彼、顔も体もとても膨らんでしまって、あの「ナインハーフ」のセクシーミッキー・ロークとは全くの別人!
でもレスラーの役を演じたのですよね。観たいような観たくないような...
ボクサーへの転向や詐欺事件、暴力事件などゴシップばかり聞いてきたので、今回の復活にはびっくり~

スピーチといえば、日本の作品ダブル受賞は喜ばしいことですが、「おくりびと」の監督のあまりに簡単な言葉、
練習しなかったのかな~誰もアドバイスしなかったのかな~とちょっとがっかり。
言葉少ないならそれで、モックンもそうだけど、もう少し堂々とした態度だったら、
映画の雰囲気にもあってよかったのかもしれないけど...
凄い場所ですものね、あがってしまうのも仕方ないかな。
短編アニメの方の監督さんは、いまどきのオタク~な若者(いえ、繊細な芸術家と言いたかったのです。)
という感じに見えて、下手ながらも一生懸命に覚えたような、「Thank you for~」で揃えた文、好感が持てました。
特に最後は日本語で「どもありがと ミスターロボット!」と締めくくっていて、会場でも結構笑い取ってたし...
この日本語のフレーズ、Styxが唄って80年代にヒットになった、「Mr. Roboto」という曲で繰り返し出てきます。
アメリカ人なら知っている人も多いばず。

翌日のNHKニュースでは朝も夜も日本人ダブル受賞がトップの話題。
しかも現地から監督とモックンのインタビューまで入って、大きな扱いなのには驚きました。
確かに日本初というのは凄いのですが、外国作品賞や短編アニメの扱いって授賞式ではかなり小さく、
作品が流れた時間は5秒もなかったような...
短編アニメの方は日本の作品だという紹介されたのかな?
タイトルもフランス語だし、あの絵の雰囲気はヨーロッパ~ですよね。
3-Dの技術は凄いな~という作品が多い中で、どこか懐かしいような鉛筆画は心和みます。
日本の素晴らしい若い才能が世界の大きな舞台に出て来てくれたこと、最高に嬉しい!


長くなったついでに、と言うのは失礼ですが、今日12月25日は今は亡きジョージ・ハリスンのお誕生日。
と~ってもファンだった~という訳ではないのですが、大好きなクラプトン様がリードギターを弾いているビートルズの名曲。
そして初めてギターっていいな~と思ったのがこの曲。
ビートルズの曲なので、当然ジョージが弾いていると思って
「このギターって本当に泣いているみたいね。すごいな~」と言うと、
当時小学生だった私に洋楽をいろいろ聞かせてくれた、いとこのお姉さんの
「それはギターの神様クラプトンだもの、うまいわよ~」との答えにガ~ン! ショック~!!
というのも、エリック・クラプトンという名前、少し前に音楽誌で読んだ、
「親友ジョージの奥さんを奪った、サイテーの略奪男~!!」という最悪のイメージしかなかったのです(笑)

でもやっぱりこのギターの音色が気になる。他の彼の曲(クリームの頃)を聞かせもらうとこれまたすごい~
そしてミュージックライフに載っていたクラプトンの写真...一目ぼれ。
音楽として一筋に好き~というわけではなかったりしますが...(爆)
ものすごい女好き、買い物魔、自分が一番でないと気がすまない...などなどひどい性格だという話も多いのですが、
何と言われても好きなものは好き。それからウン十年。ミーハーな気持ちになるのは彼一人だけです。

ビートルズバージョンは有名ですが、YouTubeではジョージとエリックが同じステージでこの曲を弾いている、
バングラデシュ難民救済コンサートでの姿が見られます。
1971年というと、まだパティはジョージと結婚していた頃。
でもエリックがパティを想って作ったレイラは発表されていましたからね。
二人が笑って見つめ合いながらギターを弾いている最後のパート、どんな心境だったのでしょう。
ジョージとパティが別れて、エリックと結婚。でもエリックはよそに子供を作ったりしてやっぱり離婚...
その間もずーっと二人は一番の親友であり続けるわけです。男同士の友情は異性との愛情より深い...
のでしょう、彼らの場合。
みんな長髪に髭も蓄えて、時代を感じますね。
エリックのギターはヘロヘロ~な感じ(笑)でもあるのですが、辛い時期でもあったので仕方ないかな。

Happy Birthday George!!
♪ While My Guitar Gently Weeps / George Harrison ♪

ビートルズのオリジナルも、やっぱりね。
by Wingco | 2009-02-25 23:26 | パン
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