コヤマロール★よそゆきお菓子三連戦
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お菓子3種、今回はなかなか思ったような仕上がりになりました。

先々週のことになりますが、月、金、土と三回、別々の集まりにですが、お菓子を作る機会があり、
それぞれ目的も集まる方も違ったりしたので、それに合ったお菓子を作ることは、とても勉強になりました。

作った順番ではないのですが、トップなので一番写りがよかった(笑)金曜日のお菓子です。
20人ほどのポットラック、初めてお会いする方も多かったので、無難なロールケーキを選びました。

失敗できないので今まで作った中から評判のよかったのを作ろうと最初は思っていたのですが、
つい、いつもの新しいレシピを試したくなるクセが出てしまい、
レシピをよく読むと、結構面倒な点もあったりして...
生地はよく膨らんでくれたものの、とても柔らかいし、厚みがある分、巻きにくい~
スライスするまではドキドキでした。





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「THE SWEET TRICK」からコヤマススムさんのコヤマロール
切り口はどうしてもスパッときれいになってくれないのですが、何とか丸くはできました。

卵を別立てにするビスキュイ生地なのですが、とても決め細やかでとても柔らかい。
ハチミツ、バター、牛乳もバランスよく適度に入っているためか、
しっとりとしていてコクも適度にあり、食感も味も最高!
写真がいまひとつで、そのおいしさが半分程度しか写っていないかもしれません。

クリームも一見普通のホイップクリームに見えるかもしれませんが、
クレームパティシエールが4対1の割合で入っています。
少ない量なので、食べてもあまりカスタードクリームの気配は感じないかもしれません。
でもやはり違います。
何かちょっと違う美味しいクリーム...という印象なのですね。
その控えめなところがまたよい。 
穏やかな甘さの生地との相性もとてもよいと思います。

おまけに栗の甘露煮まで、これも控えめにちょこっと巻き込んでありますね。
これも作りました。
いえ、このためにわざわざ煮たわけではないのですが、栗は大好きですし、季節ですからね。
逆に、栗を煮たのでこのコヤマロールを作りたくなった...のかもしれません。

これで完璧!...ではなく、本のレシピでは栗のほかに、クレームムスリーヌも搾り出しているのですが、
この巻きにくい生地にこれ以上中身を増やすのは無理そう...と諦めました。
いつかきっちり作りたい~







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多佳子さん◎本からティラミス風ロール
人数も多いし、コヤマロールが失敗した時の保険(笑)に作りました。
こちらはかなり前のことになりますが、作ったことがあり、評判もとてもよかったので。

普通のココアロールに見えますが、コーヒーとラム酒(カルーアの代わり)のシロップを塗り、
クリームにはマスカルポーネチーズも使っています...なのでティラミス風。

こちらの生地も卵別立てなのですが、作ったメレンゲの中に直接卵黄を混ぜ込んでから粉...
という少し変形バージョンの作り方です。
きめは細やかですが、コヤマロールよりは柔らかくないし厚みもないので、くるくる巻きやすい。

以前作った時には見た目地味なので、中にラズベリーを巻き込んだら、きれいに切れなかった...
ということもあって、今回はレシピのままシンプルに。
それがよかったようです。
食べてみてもココアとマスカルポーネで十分印象に残るおいしさでした。







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すみません、とても自分では満足のできるロールケーキだったので、もう一枚。しつこく。
一切れだけではなく、もっと食べたかった...






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「メアリーローズ」アコさんのチェリータルト
アコさんこと伊能勢敦子さんの「乙女なお菓子とおふくろごはん」はおととしでしたか、
ブログでも話題になって、私もとてもお世話になった本です。
お菓子もお料理もたくさん作りました。

その中でもこのチェリータルト、おいしい!と評判だったのですが、
タルトって私のなかでは、生地も作って焼いて、フィリングも作って、また焼いて...
と面倒なお菓子となっています。
特に、タルト生地をのばして型に敷き詰めるのがどうも苦手。
生地が切れてつぎはぎになってしまったり...気温の高い夏場は最初から作るの諦めています。

このタルトもやっぱり~ですが、とてもベタベタした生地で持ち上げるのも大変。
一部端が足りなくて継ぎ足しになってしまいましたが、焼いてしまえばわからない(笑)
このレシピは空焼きの必要がないし、中のアーモンドクリームも混ぜて型に入れるだけ。
あとはチェリーをぽんぽんと置いてぎゅっと中に沈めて焼くだけ...
久しぶりのタルトは思ったよりも大変ではありませんでした。

焼き上がりの素朴な姿も好きなのですが、一応よそ行きなので、粉砂糖と、
本にはありませんでしたが、チェリーと相性のよいナッツ、ピスタチオでおめかしをして。






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ロールケーキと違って、端っこを切って前もって味見をすることができないので、ちょっと心配でした。
ポットラックでは、みなさんがデザートに入る前に、自分の分のタルトを早々に切り分けて持ち帰り用に...
自分で作ったというのに変ですよね~(笑)

翌日食べてみたのですが、冷蔵庫で冷たくして、いっそうおいしい~!
アーモンドクリームがプリンっぽくて、外はサクサクのタルト生地と一部一体化して、
チェリーのほどよい甘ずっぱさとの相性も最高です。
ラム酒もかなりたくさん入れるので、かなり効いています。香りに酔いそう。

缶詰ではなく、瓶詰めのおいしそうなライトシロップ漬けのダークチェリーを発見したので、
このチェリータルトを作る後押しとなったのですが、このチェリーがやはりおいしかった!
入れすぎかな~と思えるほど、チェリーをたっぷり入れてしまったのですが、それも正解でした。

タルト、もっと作ってみたいですね。寒いうちに...







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ポットラックに並んだみなさんのお料理がおいしそうだったのでパチリ。
メインはその前の勉強会でポットラックはそのあとのおまけだったのですが、
日本人のよそのご家庭の味が楽しめて幸せでした。

同じ学校区に通う中学生、高校生を持つ日本人ママが集まっての勉強会。
アメリカの教育システムは日本と違うことが多く、わからないこと、悩むことが多い。
高校で日本語を教えていらっしゃってお子さんはすでに社会人、大学生というベテランの先生をお迎えして、
先輩ママさんからの経験談をお聞きしたり、みなさんで知識を共有しようというとてもありがたい会だったのです。

中心はクレジットの取り方、やGPAの仕組みなどハイスクールに関してのお話で聞いているばかりだったのですが、
中学校でも最終学年になると高校の科目を取ったり、選択科目も増え、それがその後の高校で取る科目に影響する、
など、そう遠い将来ということでもなく、今から高校のシステムを知っておいたほうがよいのは当たり前~
だと気づかされました。

それに、やはり駐在の方が多かったのですが、駐在の方でもお子さんが日本の大学に進む予定の方もいれば、
アメリカの大学に進む方もいらっしゃる。
それは駐在の任期によるものばかりではなく、お子さんの意思で決めることもある。
逆にアメリカ生まれだったり、ほとんどアメリカで育ったお子さんでも逆に日本の大学を選ぶ方も何人かいらしたり...
他にもなかなか目からウロコなお話がゾクゾクでした。


となりは、その翌日、土曜日の朝に作った、シュークリームとマドレーヌ40数個ずつ。
あるイベントの差し入れするためだったのですが、みなさん、忙しくしている中でのおやつなので、
すぐつまめるようにと、選んだ2種類のお菓子です。

お昼の休憩までに持っていかなくては~と急いでいたので、写真も慌てていて、こんな焼きあがりだけ。
シュークリームには、まだクリーム入っていません(笑)







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Papaマドレーヌ 「THE SWEET TRICK」より。
マドレーヌと言えば、今はシェル型ですが、コヤマさんのは昔懐かしい菊型なのです!
40gなので、少し小ぶりなサイズかもしれません。
菊型は持っていませんが、マフィン型で何とかなるかな...と。
少し厚みがありすきかもしれませんが、食べ応えがあってこれもよし、としましょう。

数か多いので、ホタテ型も使ってみました。
実際食べてみると、私には火の当たりが柔らかなマフィン型の方が気に入りました。
ホタテ型だと焼き色のついた部分が多くなり、どうしても締まった感じの食感になります。
外側のカリッとした、焼き菓子らしいそこが好きな方もいらっしゃると思いますが、
うちはみんな中身派です。

コヤマさんのマドレーヌ、作り方は普通な感じですが、材料には生クリームたっぷりにスキムミルクまで使って、
とてもミルキーでしっとりとしています。
ハチミツ、アーモンドプードルの量は控えめで、最初はあまりインパクトのない味な気がしたのですが、
逆に言えば飽きの来ない味なのではないかな?
バターのくどさもなく、といって、市販の普通のマドレーヌのように粉っぽくもなく、
バランスのよい上品なおいしさです。

うち用に、かつ写真を撮るために数個残しておいたのですが、翌朝、日曜日の朝に
「早く食べさせろ~」と家族にせかされて、まだ明るくない中、ささっと撮ってしまったら、
また写りがいまひとつ...おいしさがよく表れていませんね~








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いたずらRockin'シュー
こちらもコヤマさんの同じ本からです。
コヤマロールのクリームパティシエール、こちらでの使用が本来の目的だったのです。
見えませんが、本物のバニラビーンズ使いなので、上品なバニラの香り。
このクリームがまたおいしいのですが、シューに詰めるにはとてもゆるい。
本の写真でも流れ出そうな感じなので、私が間違ったわけではないと思うのですが、
ちょっと食べにくかったかも...

シューにもすぐしみこみそうだった、出かける前ギリギリに詰めてすぐ持っていって、正解でした。
卵の味がしっかりと感じる、しっかりめのシューととろっとしたクリームの組み合わせはさすがのおいしさ。
ロールケーキの時もですが、みなさんの反応もよくて、作った甲斐もありました。

ただ、作るのは二回目のシュークリーム。
シュー生地をを搾り出すときの大きさが適当になってしまい、もっと大きく、量もたくさん作ればよかった~と反省。
うち用のは冷蔵庫に入れておいたのですが、翌日になるとシューが固くなってしまったこともあり、
ダダには「もっと薄めの皮にぽてっとしたカスタードクリームのほうが...」と言われてしまいました。
そういえば、コージーコーナーの大きな(安い)シュークリームが好きでしたね...








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作ったのはこちらが一番最初、月曜日にお友達のお宅でのランチ会のためにお菓子。
4人と人数も少なく、気心の知れたお友達なので、甘えが出た実験作(笑)のお菓子になってしまいました。








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ココアと胡麻のロールケーキ 
多佳子さんの和風の焼き菓子レシピ」からです。
とっても巻きにくい柔らかい生地で苦労しました。写真にも出てますね(笑)
共立てなので空気をとてもふくんだ柔らかな生地は、ビスキュイ生地とはまた違ったおいしさなのですが、
ロールケーキより普通のデコケーキ向きかもしれません。

かなりたくさん入ったココアにまけないように、卵黄だけ一個多く加えているので、しっとり濃厚な美味しい生地。
おまけに生クリームには練り白胡麻にはちみつ入りで、しっかりとした味の印象です。
練り胡麻は10gだけなので、よ~く気をつけないと分からない程度の味なのですが、
クリームは何となくねっとりコクがまします。
一切れ食べて、かなりの充実感が味わえますよ。
いえ、それでもアメリカのお菓子に比べるとずっと軽いのですけどね。








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コーンシフォン
前回のシフォン10種記事の続き、なかしましほさんのシフォンなのですが、
これは作る前から、うまくできないかも...という気がしていました。
というのも、粉は薄力粉ではなく、コーンフラワーを使っているからです。

メレンゲの力だけで膨らんでいる、ただでさえ繊細なシフォン、
フラワーとはいっても薄力粉の細かさとはかなり違うコーンフラワーですからね。
混ぜ合わせたときに、ふわふわのメレンゲがさーっとつぶれていくのがわかりました。
そして焼き上がりも、やっぱりですが、ふくらみは二分の一強...(泣)

それでも食べてみると、ふわふわ度が半分の普通においしいケーキといった感じです。
図々しく持っていってしまいました。
粒粒のコーンも入って、粒コショウも効いています。
よくあるコーンブレッドよりはずっと柔らかくておいしい~と言っていただけました。ありがとう~

膨らみがよくなかったのはやはりコーンフラワーのせいかな?
日本のはもっと細かいのでしょうか。それとも何か他に原因が...?
もう一度挑戦してみたい気もしますが、失敗もこわい...









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ジンジャーミルクゼリー
多佳子さん「和風の焼き菓子レシピ」より。
最初の赤い器の写真では何だかよく分かりませんでしたが、うち用に別に作っておいた分だと結構おいそう?
ゼラチンで牛乳を固めただけのあっさりとしたお菓子です。

生クリームの入ったふんわりムースやとろとろプリンもいいですが、時にはするするゼリーもあっさりといいですね。
しょうがの絞り汁もかなりたっぷり入っていて、ぴりぴり効いています。
お子さん向けではないかも...タコにはうけませんでした。
ラム酒も入っていますしね。上にかけた黒蜜でほっとする味のお菓子になりました。


一週間に3回、まとまったお菓子を作ることになり、それぞれに参加するメンバーも違えば目的も違って、
完璧に~とは行きませんでしたが、大失敗もなく、
お菓子選びから段取りまで、いろいろと勉強になりました。
偶然に重なってしまいましたが、こういう機会をいただけたこと、感謝しています。

さすがに作り疲れて、その次の週、つまり先週は何も作る気にならなかった...
ということはなく、感謝祭のホリデーで、タコは学校も水曜日から休み。
特に大きな予定もなかったので、日曜まで三食プラスおやつでずーっとキッチンで何かしている週でした。
今週はその反動で、お友達と外ランチや、巷ではセール中なのでショッピングなどに出回っていました。

何かと気ぜわしい12月に入ってしまいましたね。
去年の今頃は、ちょうど新しい家への引越しでばたばた~忙しくしていました。
クリスマスもお正月も引越しに便乗(笑)うやむやにしてしまったのですが、今年はちゃんとできるでしょうか??
とりあえず、今週末はクリスマスツリーを出そう!
by Wingco | 2011-12-03 01:05 | お菓子
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