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ガーリックのパン・ド・セーグル
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できそこないのケーキ?...ではありません(笑)
大きく丸く延ばした二枚の生地の間に、チーズとガーリックペーストを挟んで焼いた、ガーリックのパン・ド・セーグル。上に二枚の天板を乗せて焼くので、こんな平べったい形になるのですね。

ガーリックペーストも手作り。丸々1個分(大量!)のにんにくを水で煮てつぶし、オリーブオイルと塩こしょうで味付けするだけです。煮る事でにんにくのきつさが無くなり、チーズでまろやかになることもあってタコにも気に入ってもらえました。
もちろん大人の私たちには大好評! 蒸し焼きのような感じになるせいか、クラムはもっちり、ライ麦独特の風味がチーズとにんにくに良く合います。
薄めで三角のこの形も食べやすくて、あっという間になくなってしまいました。

高橋雅子さんの「自家製酵母」のパン教室の本の一番の魅力は、もちろん自家製酵母を家庭でも作れるように解り易く教えてくださっていることですけど、紹介されているパンがちょっと変わっていたりお洒落な雰囲気なのが多かったりすることにも惹かれます。材料を揃えるのが難しいものもあるのですが、いつかは全部作ってみたい~!!





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全体はこんな感じ。おやきのお化けのようにも見えますね~(発想がお洒落じゃない)

ちょっとベージュがかった色といい、名前にセーグルと付くように、ライ麦粉が入っています。
普段はタコのホームランチ(アメリカの学校でお弁当のことです。それに対して、学校で出る給食のようなのはスクールランチと呼ばれます。)のサンドイッチのために普通の食パンを焼く事が多いのですが、夏休み中はその必要がないので、結構冒険したパン(笑)を作る事ができました。
タコもダダも、パンの好みはとにかく柔らかくてふわふわなこと。ハードなパンって全くうちでは人気がないのです...(悲)
私はバリバリっとバゲットのクラストをかじるのも好きなのですけどね~

でもライ麦は健康にも良さそうだし、何よりちょっと酸味のある風味が私は大好きなので、家族の好みは無視して(笑)本に載っているセーグル4種類、全部作ってみました。




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最初に作ったのは基本のパン・ド・セーグル
クープのところがもっとめりめりっと裂けて盛り上がって~という理想とは違いますが、本の写真でもこんな感じなのでよいことにしておきます(爆)
普通のバゲットと違って、ライ麦が入ると膨らみが悪くなると言いますし...それにしてはなかなか膨らんでる方かな~...と自分で慰める...(笑)




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セーグルといってもライ麦粉の割合は25%なので結構ふんわり柔らかく、ちょっともっちり、タコにも違和感なく食べられたようです。
糖分ははちみつがほんのちょっぴり...パン生地そのものには甘みをあまり感じない方が好みなので、もちろん私も気に入りました。

「ライ麦」という言葉を初めて知ったのは、中学生の頃読んだサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」。普通のパン屋さんではライ麦を使ったパンなんて目にしたことはありませんでした。
青山の紀ノ国屋で見つけた真四角で薄くスライスされたライブレッド。酸っぱくてぼそぼそしていて、今までの白いパンとは違う~ 正直あまりおいしいとは思えなかったのですけど(笑)、何だかこれがわかれば大人かな~なんて、背伸びして食べていた思い出もあります。




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ゴルゴンゾーラ&メープルのパン・ド・セーグル
青かびチーズの塩気にメープルシロップの上品な甘みがよく合います。中にはクルミもごろごろっと入って、私には最高の組み合わせ~!
なのですが、バリッとしたクラストとしっかりめのセーグル生地がやはり家族には今ひとつのよう...このおいしさを分かち合える人がいないのは寂しい~(悲)

いびつな具入り丸パンのようにも見えますが、この成形はちょっと変わっています。
分割した生地を棒状にころころと延ばして両端をつなぐ...つまりベーグルを作るような感じなのですが、最終発酵のあと上にはさみで切り込みを入れて、少し焼いたあとにチーズとメープルを乗せるのです。
それでこのごろごろっと素朴な感じの形ができ、チーズは溶け過ぎないのですね~!




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最後はいちじくのパン・ド・セーグル。パン屋さんでもよく見かける組み合わせですね。ドライフィグの甘酸っぱさとプチプチ感がセーグルの風味を引き立たせます。

今回の4種類のセーグルのパン、どれも生地そのものの配合は同じなのですけど、組み合わせる素材によって表情が随分変わりますね。
特にこのいちじくのセーグルは捏ねの最後にドライフィグを混ぜるので、生地もほんのり色づいて本格的なセーグルっぽい(?)

こちらも成形がおもしろい! 一見上をはさみで切ったように見えますけど...違います!
丸めて閉じる時に粉をつけて、また丸めなおして閉じる...とじ目に粉が付いているので自然に開いて、そう、いちじくそのもののような雰囲気に(見える?)焼きあがるのですね~
それぞれ完成度はまだまだ~ですけど、高橋さんのパンってほんと、作っていて楽しい~! 食べては新しい美味しさとの出会いが嬉しい~! まだまだ作りますよ~!!
by Wingco | 2007-08-23 00:20 | パン
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